「睡眠の質」とは
昨今 睡眠の質 なるワードをやたらと目にする機会が多いと思います。
製品によってアプローチ(含まれる成分など)は異なりますが、
睡眠の質が向上すると謳ったドリンク剤、サプリメントなどは星の数ほどありますよね。
ではその睡眠の質とは一体何者なんでしょうか。
「睡眠の質」とは
・睡眠状態の総合的な評価のことで、評価基準には睡眠時間の長さも含まれる
・途中で覚醒するなど、眠れていない時間がどのくらいあるか
・眠れている間の睡眠状態の良し悪し
・睡眠で十分に休養がとれているという感覚があるかどうか
・熟睡感や目覚め感などへの満足度や、体内リズムの状態も含め多面的に評価される
などなど、定義はとても曖昧なようです。
個人的には、多面的やら総合的やらで評価されるものは何かを誤魔化そうとしている様な胡散臭さを感じますが…
また、その多くは 眠りについてから起床時までを評価対象としています。(多分)
つまるところ、眠っている間の体力(気力)回復効率 といったところでしょうか。
ゲーム的に考えると、これが低いと宿屋で一泊しても全快しないという恐ろしいことになるわけですね。
首尾よく入眠できた場合、その品質が向上するらしいということはわかりました。
でも僕は今、眠りたいのに眠れないんですよ。
なかなか眠れない人はどうしたら良いんでしょうか。
考え込んで眠れない
なおここでは 深部体温がうんぬん とか、セロトニン/メラトニンがうんぬん とかいう小難しい話はしません。
また、やたら高級なマットレスや枕 の話はしませんのでご安心ください。
以前、環境づくりが大事という話をしましたが、高級寝具は私自身使ったことがないので分からんです。
耳かき環境構築のススメ
この記事では単純に、 人間は考え事をしている間は眠れない という点に焦点を当てることと致します。
寝る前に色々な事を思い悩んで眠れないこと、ありますよね。
夜は不安になってネガティブな方向に思考が向かってしまいがちです。
- 昔または最近失敗したこと
- 明日の仕事内容のこと
- そもそも今眠れていないこと自体
上にも書きましたが、 人間は考え事をしている間は眠れません。
これは大脳皮質が理論的な活動をしている内は、脳は「まだ寝てはいけない」と判断する為ですが、
「眠りたい」「眠らなければいけない」と意識すればするほど入眠から遠ざかるというのは皮肉なものですよね。
みんな大好き認知シャッフル睡眠法
というわけで、 認知シャッフル睡眠法 です。
有名な方法なのでご存知の方が多いかと思います。
認知シャッフル睡眠法とは
カナダの認知科学者が考案した睡眠法です。
あえて何の脈絡もないイメージを連想し、大脳皮質の理論的な活動を止め、脳が“眠りのスイッチを入れても大丈夫”と判断するように導いてゆくものです。
単語をランダムに思い浮かべることで、睡眠を妨げる思考が抑制されるため、眠りやすくなります。
脈絡のないランダムな単語を頭でイメージする単純作業を続けると、脳は省電力モードに入り、
眠りのスイッチが自動的にONになるという仕組みです。
単語の情景を頭で思い浮かべていると、いつの間にか眠ってしまいます。すごい。
本題
やっと本題ですが、 認知シャッフル睡眠法 を利用した音声を作りましたという話です。
不安な考えを頭から追い出してしまいましょう。
寝る前に色々考え込んで眠れない人にはぜひオススメしたい。
単語は「仕事」「テスト」などのネガティブなイメージを抱く人が多い単語を避け、
「魚」「ランプ」「バナナ」などのイメージしやすい簡単な単語を採用しています。
ただし、饅頭が怖い などの特殊な人は想定していませんのであしからず。
第2弾も製作中…