
序文・免責
「The Handy 2 は四角! オワタ!/(^o^)\」
TheHandy2は丸みを帯びた直方体で、既存TheHandy1の円筒型から大きく変わりました。
少なくとも既存の固定方法をそのまま流用することは出来なくなり、管理人含め多くのTheHandy1愛用者が頭を抱えたと思います。
この記事は、管理人がThe Handy 2 の固定方法について100点とは言えなくとも、「そこそこの値段」で「ある程度の固定力」(と美観)を備えた固定方法を実現できないか模索する(した)。そんな記事です。
The Handy 1の固定を考えた記事と重複があるので、そちらも見てね。
前提
繰り返しになりますが、接着剤と結束バンドとダクトテープを用いた固定方法は著しく美観を損ねるので管理人的にはNGです。粘着テープを使うのであれば極論机に貼り付けてしまえば良いという話になってしまうので、ここでは出来るだけスマートな固定を目指します。
自分で木材や金属板を工具で加工したり、結束バンドや接着剤などを使用してDIYするぞ!!!
という方にはこのページは不向きだと思います。
(※ここでのDIYの定義:素材を切ったり折ったり曲げたり穴開けたり、ホームセンターに出かけること)
切ったり貼ったり穴を開けたりなどの再現性が低い固定方法を紹介しても意味がないので、既製品あるいは3Dプリントパーツを使用した「誰でも同じ固定ができる(再現性の高い)方法」で、「近くにホームセンターが無くても可能」な固定方法を考えます。
Amazonは神。
The Handy 2 固定のポイント
The Handy 2を固定する際の前提となるポイントをご紹介します。
体勢
The Handyを固定して使用する体勢としては下記が考えられます。
- 椅子に座った状態
- 仰向けに寝た状態
- 立った状態
- 四つん這い状態
他にもベッドの床板に穴を開けて、うつ伏せ状態で搾り取られることが可能な装置を作ったりなど(参考)
このプレイはサイクロン向きかな…
特殊な体勢での使用も含めると使用シーンは無限大ではありますが、ここでは一般的な「PCで動画プレイヤーを使用して、動画・音声を視聴しながらの使用」つまり、正面向きで椅子に座った状態 でThe Handyを使用することを前提とします。
力加減・固定感
固定する際のパーツの締め付け加減についてですが、無理のない力加減で行っていると思ってください。
工具を使ってガチガチに締め付ければ大抵なんとかなると思いますが、そこまではしません。
また、固定力については 500mlの水 をTheHandyに装着して動作させることで確認しています。
よく使われる社外ホールは肉厚のまったり系オナホールが多いと思いますが、大体 300~400g 程度のようです。その為、500ml(≒500g)装着時の動作に耐えられれば大きな問題は無いんじゃないでしょうか。
実際の使用時は自前の棒で支えられるので揺れはそこまで気にしなくても良いかもしれません。
角度が下がってこないかが重要。
よく使われるオナホールとその重量
The Handy 2 にも穴はある!
The Handy 2には固定用の1/4ネジ穴があります。
一応これはThe Handy 1から比較すると大きな進化と言えるのではないでしょうか。
背面と底面に 1/4ネジ穴が2箇所搭載されていますが… この穴どうやって使えって言うんですかね。マジで。
…
三脚の上に雲台を装着してHandy2を固定すれば使えますが 固定位置が結構高くなってしまいます。また、背面ネジ穴固定の場合 振動でネジが緩むと使用中に本体が回転して角度が変わる可能性があることにも注意が必要です。今思えばThe Handy 1 は固定用のネジ穴が無いとはいえ円筒型で固定がしやすかったとも言えますね。
この記事ではHandy2をどうやって保持するかについて、
「①追加された1/4ネジ穴を使用する固定方法」 と 「②四角の形状を活かして左右から挟む固定方法」
の2点で考えていきたいと思います。
机への固定についてはC型クランプなどを使うものとして、この記事では割愛します。
下記記事を参照
組み合わせてみよう(本体ネジ穴使用)
The Handy 2 本体の1/4ネジ穴を使用して固定するパターンです。
カメラ用マジックアーム
まずは見慣れたカメラ用マジックアームを用いた固定方法です。
机に固定したC型クランプからカメラ用のマジックアームなどを伸ばし、その先にHandy2を接続します。
アーム自体はそこまで固定力が高くなく 激しく揺れる重力物を支えきるほどの固定力はありません。当然ですが机から離せば離すほど負荷が掛かり固定力が落ちるので、アームの長さ限界まで延長出来るとは考えないほうがよいでしょう。使用時は棒がスリーブに入っているのである程度支えられますし、本体が床に落ちるような心配はないですが… 可能ならもう少し安心感のある固定方法をおすすめします。
マジックアームに限った話ではありませんが、本体のネジ穴が浅すぎるのも大問題で、大抵の接続用1/4ネジは本体のナットを奥突きします。長さが合わなくてもまあ許容できる様なパーツ(マジックアームなど)であればよいのですが、1/4ネジを完全に締め込みきることが前提のカメラ雲台などはネジと一緒に動いてしまい上手く固定できません。
※公式KickStarterでも紹介されていたhandy専用固定アームは既存の汎用カメラ用品と違い、改良して対応されていると思われますが、管理人は持っていないので不明。殿堂入り。
ARRIロゼットアーム
既に管理人がTheHandy1用の固定パーツとして展開している金属のパーツセットを使います。
このパーツセットの内、興栄化成パイプクランプに接続するパーツを TheHandy2用の固定パーツに置き換えます。
ARRIロゼットの角度調整機能はそのままに、TheHandy2本体の1/4ネジ穴を2箇所使用して強力に固定するパーツです。底部分と背面部分の2箇所でL字に固定しますので横方向に回ってズレる心配はありません。
また、付属する1/4ネジは特注の短いものなので奥突きすることもありません。
短くて得なこともあるんですね。
例によってTGKcreateさんのBoothで売っているので欲しい方はそちらから注文して頂ければと思います。
ステンレス製です。
自由雲台・ボール雲台
ARTCISEの「自由雲台(ボール雲台)」などを付けてみようと思いましたが…
固定力以前にプレートに上手く接続できないので断念。残念。
M6のワッシャーを噛ませれば長さについてはなんとかなるかもしれません。
組み合わせてみよう(挟む)
The Handy 2 本体を左右から挟んで固定する方法です。
ライフルクランプ・ライフルマウント
The Handy 2本体の保持方法の選択肢として、本体を「挟む」というのが考えられます。
円筒から直方体になったことで左右から挟んで摩擦で固定することが可能になりました。あまり本格的なゴツいバイス(万力)は加減を間違えて割りそうなので管理人はやりませんが、STANLEYのバイスとかで固定も出来るんじゃないでしょうか。
割ってもぼくは知らない…
そこで、万力ほどの力が掛からず美観も確保できる妙案として、エアガン用(?)の三脚ライフルクランプ(ライフルマウント・ライフルサドル)を使用する方法を提案します。The Handy 2 の横幅がおおよそ53mm程度なので多くのライフルマウントのサイズで問題なく使用できるはずです。側面のハンドルを回して幅を調整します。
クランプ内側には左右両面と底面にゴムが貼られており十分な摩擦力を確保出来ます。Handy2本体を傷付ける心配もありません。さらにライフルマウント自体の底部分には1/4ネジまたは3/8ネジが備えられていることが多く、既存の雲台やカメラ用のアームなどを接続可能です。アルカスイス互換の溝が切られていることもあるので、対応している三脚・雲台などでも使用できます。
まるでThe Handy 2専用に誂えたかのような品ですが欠点もあります。
値段がとってもお高いこと、重いこと、挟む場所によっては側面のボタンを押してしまうという欠点があります。
管理人がAmazonで調べた際はおおよそ 4,000円、高いものは7,000円 を超える程度でした。
需要があまりない為なのか、同じ金属製品でもカメラ用品と違ってとても高価です。
重量については金属素材が惜しみなく使用されている為 ずっしりと重いです。
管理人の手元にあるライフルマウント2点を測ったところ 320g 、380g と肉厚のオナホくらいの重さがありました。
かっこいいんですけどね。
モニターアームに固定するパーツ
挟むパターンも管理人が3Dプリントして遊んでいたパーツをご紹介します。
ライフルマウントが高価すぎるのでなんとか自分で固定パーツを作れないかと考えていたパーツです。
vesa規格(100mm/75mm)に対応しており、モニターアームなどに取り付けてTheHandy2を左右から挟むことで固定可能です。特に、写真の様なマウント部分をワンタッチで取り外し可能なモニターアームを使用している方におすすめ。
稼働幅はおおよそ最大58mm~最小52mm程度で調整していますが、後から調整することもできますので各々方でお好きな幅に変えてください。
まとめ
●引き続き海外公式の「Handsfree Bundle」は殿堂入り(評価しない)
●The Handy 2本体の固定には「本体の1/4ネジ穴を利用する方法」と「左右から挟む方法」がある
1/4ネジを使用する場合はネジの長さに注意が必要
左右から挟むのは手軽だが既製品は値段が高い
●管理人のお勧めは ライフルクランプ
値段は高いが造りが良い
以上!
では、良い連動オナニーライフを。
#1 The Handy固定方法の模索~机への固定編~
#2 The Handy固定方法の模索~ホール固定編~
#3 The Handy固定方法の模索~番外編~